当院について
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リハビリテーション部の紹介

リハビリテーション科 科長からのメッセージ

現在日本は過去比類のない高齢化時代となり、平成25年度総務省統計局のデータでは4人に一人が65歳以上の高齢者と報告しています。高齢化に伴い、サルコペニアやフレイル、ロコモーティブシンドローム、廃用症候群といった今までとは違った特色を有する疾患とかかわる機会が増えてきました。

リハビリテーションの意義は、筋力強化や可動域訓練のみならず疾病や外傷に伴う体の機能障害に対し機能の回復または維持を目的としています。つまり、機能障害に対してできるだけ早期に訓練を行うことにより、残存機能の速やかな回復、維持を行い、社会生活や日常生活への復帰を促すことを目的としています。

当院では主に運動器疾患の手術後(骨折や外傷、脊椎疾患、人工関節の術後等)、呼吸器疾患(肺炎や喘息)、脳神経疾患(脳梗塞や頭部外傷)、糖尿病などのリハビリテーションを行っています。また当院退院後は近隣のリハビリテーション施設へ転院し、引き続き機能回復訓練を行える体制を整えております。

現在、理学療法士 8名、言語聴覚士 2名、作業療法士 2名に加え、さまざまな職種(医師、看護師、ソーシャルワーカー、薬剤師、栄養士など)と連携し、可能な限り円滑なリハビリテーションが行える体制を整えておりますがまだまだマンパワー不足は否めません。このためリハビリテーション目的の入院や通院でのリハビリテーションは当院では行っておりません。 患者さんの早期回復、早期社会復帰、早期家庭復帰をめざし、スタッフ一同粉骨砕身努力する所存です。今後とも何卒宜しくお願いいたします。

先輩職員からのメッセージ

【平成25年入職 理学療法士 Sさん】

なぜ千里病院か

学校の先輩が働いており、誘われたためです。大層な理由がなくてお恥ずかしい・・・。

実際働いてみて

病院全体がリハビリテ―ションに注目しつつあり、リハビリテーションの需要が高くなってきています。そのため救命・整形・内科などさまざまな科からリハビリテーションオーダーがあり、多種多様な疾患の患者さんにリハビリテーションを提供できるので、やりがいがあります。

病棟でのリハビリテ―ションも行っていますので、院内を走り回ります。多職種と知り合う機会も増え、連携を取りやすいのが特徴だと思います。

学生へメッセージ

就職活動であるからと気構えず、素のままの自分を出してもらったらいいと思います。病院の雰囲気なども感じることができると思うので、ぜひ一度見学に来てください。

【平成26年入職 言語聴覚士 Sさん】

千里病院の魅力について

千里病院の第一印象は「1階外来スタッフの方々が、目を合わせて丁寧に挨拶してくれて感じがいいなあ」でした。少しでも戸惑っている方がいれば、すぐに手を差し伸べる姿も印象的でした。『患者さんの立場になって考え行動する』と言うのは簡単ですが、それを実行する職員に支えられて、良質の医療を提供していることが千里病院の魅力です。

大きな窓から千里南公園の木々の緑があふれ、四季折々の景色が楽しめるリハビリテーション室に、平成26年より言語聴覚療法が開設されました。

話すことにストレスを感じやすい患者さんがリラックスしてリハビテーションに取り組める環境づくりを心がけています。

毎日さまざまなコミュニケーション障害、嚥下障害を抱える患者さんに出会います。リハビリテ―ションは「障害を持ちながら生きる」という視点を抜きに進めることはできません。患者さんがその一歩を踏み出せるよう支援していきたいと思います。

【平成25年度実績】

算定区分別 外来(単位) 入院(単位) 合計(単位)
脳血管リハII 0 2302 2302
脳血管リハIII 0 91 91
脳血管リハ廃用II 0 1281 1281
脳血管リハ廃用III 0 25 25
運動器リハI 0 18048 18048
運動器リハⅡ 4066 0 4066
呼吸器リハⅠ 0 1692 1692
セラピスト1人あたりの1日平均単位数 16.7
複数単位率(%) 73.4

リハビリテーション部の1日

リハビリテーション部の1日

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