当部の特色

中央検査部は輸血管理室、病理検査室、生理機能検査室、臨床検査室の4つのサブ部門に分割し、より専門的かつ良質な医療の提供を目指しています。

当院の使命である24時間緊急対応可能な検査体制を維持しつつ、ますます専門、複雑化する臨床検査内容に対応できる組織を構築することを目的としております。

輸血管理室

安全かつ適正な輸血医療を実践するため、済生会千里病院の輸血関連体制及び院内規定（輸血管理マニュアル）を整備するとともに、それらがきちんと遵守されているか監視を行っています。

病理検査室

病理医のもと、生検・手術検体の組織診、各種の細胞診を行い、診断の確定に寄与しています。また、病理解剖を実施、定期的に臨床病理検討会を開催して、当院で提供した医療の評価を行っています。

生理機能検査室

循環器（心エコー・頚動脈エコー・心電図・マスター負荷心電図・トレッドミル負荷心電図・負荷心電図・ホルター心電図・ＡＢＩ，ＰＷＶ）、消化器（腹部エコー）、呼吸器（肺機能検査）、神経生理（脳波・ＡＢＲ）、その他 乳腺・甲状腺・体表エコー、サーモグラフィを実施しています。

臨床検査室

一般（検尿・検便・穿刺液）・血液・生化学・免疫化学・細菌に関する検体検査を主な業務として行っており、一般外来から1次・2次・3次救急まで24時間対応し、検体採取（採血・採尿など）から結果報告までを施設内で行う事により、検査の迅速性・正確性を追求しています。