DMAT派遣経験

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平成23年3月11日、東日本大震災が発生し、日本DMAT隊員として、岩手県に派遣されました。
DMATとは、災害急性期に災害現場に駆けつける、専門的な訓練を受けた医療チームです。東日本大震災におけるDMATの派遣目的は、被災地内の『病院支援』と『広域医療搬送』等です。「広域医療搬送」とは、被災地での医療の継続が困難な場合、医療資源の充実した被災地外へ、重症患者を航空機を使って搬送し集中治療が受けられるようにするためのものです。

3月12日早朝、伊丹空港から自衛隊機にていわて花巻空港に出発しました。花巻空港にはSCU(傷病者を受け入れる臨時のICUのような場所)が設置され、傷病者の受け入れ・観察と安定化治療・搬送が行われました。また岩手県沿岸部の病院へ支援のためDMAT隊員を送り出していました。重症傷病者は少なかったのですが、病院自体が被災し、病院としての機能を失っているところが多くあり、患者避難が必要な状況で、医療ニーズは多いと感じました。 千里病院は、K(県立釜石)病院に派遣され病院支援を行ないました。K病院は、津波の被害はありませんでしたが、地震により病院建物の倒壊の危険がありました。入院患者さんの避難が必要でしたが、更に救急患者さんの搬入もあり、病院廊下にも患者さんがあふれている状態でした。私たちは少しでも病院スタッフの助けになりたいと、搬出(転院)依頼患者さんの再評価や救急外来のお手伝いをさせていただきました。病院スタッフは、自らも被災者でしたが、繰り返す余震のなか、患者さんのために気丈に頑張っておられました。

私は平成17年に日本DMAT隊員に登録され、隊員養成研修のインストラクターや、様々な訓練に参加してきましたが、災害派遣は今回が初めてでした。救急という場で経験を積み、災害時にも活動できるように頑張ってきましたので、今回DMAT隊員として参加させていただけたことは、貴重な経験になりました。

安本 友子
救急病棟看護師長


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