呼吸器・免疫内科

呼吸器/睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に無呼吸が1時間に5回以上みられる病気です。無呼吸のほとんどは肥満や扁桃肥大などにより上気道の閉塞が起こることが原因です。
 主な症状としては日中の傾眠や起床時の頭痛、睡眠時の激しいいびきや無呼吸、夜間の頻回の覚醒などがあります。無呼吸による低酸素血症、頻回の覚醒が起こることで、睡眠中も交感神経系の持続的な緊張状態が続くため、高血圧、虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症)、脳血管障害(脳出血・脳梗塞)などを発症する確率は正常な人に比べ3~4倍高いと言われています。
 診断や重症度の判定にはPSG(ポリソムノグラフィ)という検査が必要です。無呼吸・低呼吸の程度により、重症度判定がなされ、軽症の場合は生活指導(減量、睡眠時の体位、アルコール・睡眠剤の中止)のみで様子を見ることとなりますが、中等症以上になるとネーザルCPAP(経鼻的持続気道陽圧法)の使用が必要となります。

PSG(ポリソムノグラフィ)

PSG(ポリソムノグラフィ)

睡眠状態を細かく測定するための検査です。一晩入院していただき、睡眠中の脳波、眼球運動、筋電図、心電図、呼吸の動き、呼気流、動脈酸素飽和度を測定し、睡眠時無呼吸症候群の診断や原因の鑑別を行います。


ネーザルCPAP(経鼻的持続気道陽圧法)

ネーザルCPAPとは就寝時に鼻マスクを装着し、マスクを介して空気を吸入し、空気の圧力で上気道の閉塞を防止する治療法です。
適切な圧力で施行されればほぼ完全に無呼吸を予防することができます。
その効果は劇的で治療翌日から熟睡感を得ることができ、日中の傾眠も消失すると言われています。



  • かかりつけ医検索システム
  • 地域医療支援病院
  • 大阪府がん診療拠点病院
  • 病院情報の公表
  • ドクター紹介
  • 済生会千里病院公式facebook