免疫内科(リウマチ・アレルギー科)

当院の免疫内科(リウマチ・アレルギー科)は、この春(2018年4月)に新設された出来立てほやほやの診療科です。北摂地区では数少ない、リウマチ膠原病アレルギー疾患の専門医が常勤する診療科です。下記のような「免疫の異常」が原因と考えられる疾患が主な診療対象となります。
また、常勤医師2名、非常勤医師1名が診療に当たることにより、平日は毎日、外来担当医師が診療に当たれるようになりました(ご紹介は原則、患者支援センター経由でご予約いただきました方がスムーズに受診いただけます)。

(1)関節リウマチ

かつては「慢性関節リウマチ」(*)と呼ばれて「不治の病」の印象があった疾患ですが、ここ20年ほどで診断法(**)や治療法(***)が大きく進歩いたしました。早期診断・早期治療が原則となり、最近のリウマチ患者さんは「見た目は健康な人と変わらず、日常生活に支障なく通常の生活を営んでいる方」が普通となってきています。とはいえ、これはあくまで適切な診断と治療が行われた場合のことです。
初期症状はちょっとした手のこわばりや指の腫れ・痛みであることが多いです(微熱や倦怠感などの全身症状を伴うこともあります)。このような症状が気になる方は、お気軽にご相談ください。
また、不幸にして病気がある程度進行してしまった場合でも、近年進歩した外科的治療法(手術療法)により大きくADLが改善する方も数多くおられます。我々は手術療法の介入も整形外科医師チームと適宜相談しながら診療に当たります。

(2)各種の膠原病(全身性エリテマトーデス、多発筋炎・皮膚筋炎、強皮症、混合性結合織病、結節性多発動脈炎、ベーチェット病、成人発症型スティル病、血管炎症候群など)

膠原病は稀な疾患ですが、診断に苦慮することが少なくなく、「原因のわからない持続する発熱」「体重減少」「リンパ節の腫れ」「関節痛」「筋肉痛や筋力低下」「各種の皮疹(皮膚の発疹)」「レイノー現象(冷たいものに触れると皮膚の色が変わる)」「皮膚の硬化」「口腔内潰瘍」「むくみ」「息切れ」などの様々な症状が複合して現れることが特徴です。また膠原病に属する疾患の多くは、いわゆる「指定難病疾患」(http://www.nanbyou.or.jp/entry/3756)となっている疾患が含まれます。
診断法や治療薬も、ここ数年で大きく進歩しております。膠原病の疑いのある患者さまの診療を積極的に受け入れておりますので、お気軽にご相談ください。

(3)アレルギー疾患(気管支喘息、薬物アレルギー、食物アレルギーなど)

当科は大阪大学医学部付属病院・免疫内科の関連施設です。同病院所属医師の出張診療も行っております。また当院では対応困難な合併症(重度な腎臓病変や脳神経病変など)にお悩みの患者さまは、大阪大学と密に連携をとって診療に当たらせていただきます。

  • (*):2002年、日本リウマチ学会は病気の名称を「慢性関節リウマチ」から「関節リウマチ」に変更いたしました。
  • (**):2010年、日本リウマチ学会は、関節リウマチの診断基準を国際基準に則り変更いたしました。
  • (***):特に、2003年に承認されたレミケード(抗TNFα抗体)をはじめとする「生物学的製剤」と呼ばれる薬剤の登場により薬物治療や疾患予後は大きく一変しました。以降、毎年のように同等あるいはそれ以上の効果を持つ新規薬剤が次々と認可承認されております。当院医師は、それらの薬剤の豊富な使用経験を有します。

  • かかりつけ医検索システム
  • 地域医療支援病院
  • 大阪府がん診療拠点病院
  • がん総合診療センター
  • 病院情報の公表
  • ドクター紹介
  • 済生会千里病院公式facebook
  • 地域連携 千里eサークル
  • 臨床研究に関する情報公開