放射線部

下部消化管検査(注腸)を受けられる方へ

下部消化管検査(注腸)とは

下部消化管検査(注腸)とは

下部消化管検査(注腸)とは、大腸の入口から肛門近くの直腸までを検査することです。この検査では、造影剤(バリウム)を腸の壁に付着させ、空気を入れることで風船のようにふくらませた腸の内側の壁の細かい状態を観察し撮影します。


検査にかかる時間

腸の形や位置は人によって大きく異なりますので検査時間も個人差があります。下部消化管検査(注腸)では通常検査が始まると15~20分程度で終了します。場合によっては長い時間かかる場合もあります。

検査時の注意点

下部消化管検査(注腸)では、カテーテルと呼ばれる管を肛門より数センチ挿入します。カテーテルから空気を入れるので「オナラ(ガス)」がしたくなりますが、なるべく我慢していただきますようお願いします。

次項に該当する方は、検査ができない場合があります。事前に医師とご相談ください。

  • 妊娠中、または妊娠の可能性がある方
  • 消化管穿孔があるといわれている方

また、検査台の上でカラダの向きを換えていただきますので極端に体調の悪い方や意思疎通の難しい方はこの検査が不向きです。心臓病・緑内障・腎臓病・前立腺肥大症がある場合は必ず事前にお知らせください。服用中のお薬がある場合は必ず医師にご相談ください。検査中、万が一気分が悪くなった場合はすぐに担当の技師にお知らせください。

検査の流れ

検査の流れ

※検査や治療内容によって手順が異なる場合があります。主治医やスタッフからお話された内容をご確認ください。

下部消化管検査(注腸)Q&A

Q:検査の方法、造影剤の注入方法を教えてください

A:一時的に身体が熱く感じられる方もおられます。
肛門から専用のカテーテルを挿入し、まず造影剤(バリウム)を注入していきます。次いで、空気で大腸を膨らませてゆき、体位を変えながら造影剤(バリウム)を大腸の壁全体に行き渡らせ、全体を観察していきます。

Q:なぜ、検査時の前処置(検査食)は必要ですか?

A:食べ物が腸に残っているとそれが邪魔をして病変を見つけにくくするからです。また水分があると、造影剤(バリウム)が水で薄まってしまい、うまく腸壁に付着しなくなり、病変を見つけにくくするかです。

Q:更衣は必要ですか?

A:衣類にボタンや金属等が付いている場合は、検査の妨げとなります。また、衣類に造影剤(バリウム)や汚物が付いて服を汚す可能性もありますので専用の検査着に着替えていただきます。

Q:朝ごはんを食べてしまったら、どうしたらいいですか?

A:腸を空にした状態でないと小さな病変などが見つけにくくなるため、後日、絶食にて再検査となります。

Q:オナラをしないでと言われましたが、どうしてですか?

A:検査中は、空気で腸を膨らませて観察します。オナラをしてしまうと、腸がしぼんでしまい観察しにくくなります。細かな病変が見つけにくくなるので、できるだけ我慢してください。もし検査中にオナラが出てしまったら、そのままでは良好な検査にならないことがあります。場合によっては、もう一度空気を注入することになります。

Q:体位変換(ローリング)は急いだ方がいいですか?

A:急ぐ必要はありませんので焦らずにゆっくり、落ち着いて動いてください。指示の声が聞き取りにくい場合は声をかけてください。腸をまんべんなく観察するには体位変換(ローリング)が必要です。お一人で動けない場合はお手伝いいたします。

Q:検査後に注意すべき事はありますか?

A:下部消化管検査(注腸)後は、十分な水分摂取をお願いします。検査後はなるべく早く造影剤(バリウム)をカラダから外に出しますので、下剤の服用をお願いします。検査前に筋肉注射をした方の中には、のどが渇いたり、物が見えにくくなったりする場合があります。ほとんどの方は1時間以内に回復しますが、しばらくお休みいただき、車の運転をなさる場合には十分ご注意ください。


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