消化器内科

小腸カプセル内視鏡について

小腸内視鏡検査(ダブルバルーン内視鏡検査)について

平成21年8月より、小腸の新たな検査として当院にカプセル内視鏡を導入しました。 当院では小腸疾患にはダブルバルーン小腸内視鏡を使用してきましたが、体への負担が大きいため、入院したうえで2日間にわけて検査を受けていただいていました。カプセル内視鏡の導入で、外来でも小腸の検査ができるようになりました。

消化管出血が疑われるが、上部・下部内視鏡検査でも異常がなく、小腸出血が疑われる場合、というのが保険適用になります。また、胃や大腸の検査をするのに向いた構造ではありませんので、これで胃や大腸を調べても十分なデータは得られません。あくまでも小腸の検査と考えてください。

当院ではギブン・イメージング社のカプセル内視鏡を使用しています。カプセルは、長さ26mm、幅11mmの大きさです。カプセル内部に小型イメージセンサーが内蔵されており、患者さんの消化管内を蠕動運動により移動しながら腸内の画像を収集します。その間に1秒に2回画像を撮り、画像は患者さんに装着した体外のデータレコーダーに送られて記録されます。後ほどデータレコーダーよりワークステーションに画像データを取り込んで、画像解析ソフトウエアを使用して診断します。

カプセル内視鏡で病変が疑われた場合、当院では小腸内視鏡を行っていますので、病変の確定診断、また、出血に対して、内視鏡的止血治療を行うことができます。 今後は外来でカプセル内視鏡を使って調べて、出血が疑われる場合には入院していただいて小腸内視鏡で精密検査、場合によっては治療、というスタイルでどんどん小腸疾患の診療が進歩していくものと思われます。


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